犬を飼う前に知っておくべきこと

犬を飼うことは子育てと同じ!

我が家には2頭のミニチュアダックスがいます。 毛が茶色いのが9歳のNOWで、クリーム色が3歳になるViViです。かわいい我が家のアイドルたちです。 わたしがNOWが来てからの9年間に感じたことや出来事などつづりたいと思います。

はいつまでも幼児のまま

子育ての経験のある方ならお分かりいただけるかと思いますが、犬はしゃべれません(笑) あたりまえじゃーん!!!!!! とあなたのツッコミが聞こえてきます。 なので体調が悪くても自分では「お腹痛いの・・・」「頭が痛いの・・・・」「だるいの・・・」と教えてくれません。 赤ちゃんも泣いているだけでお腹が空いたのか、おしめが濡れているのか、具合が悪いのかわかりません。たとえ具合が悪くて泣いているとしてもどこが不調なのか教えてはくれません。

犬はなんでも食べちゃいます! 特に子犬のころは散歩に行けばタバコの吸い殻も食べちゃう危険がありますし、家の中では食べ物と思えばなんでも食べちゃいます。 人間の赤ちゃんは生まれたばかりでは寝ているだけなので注意をする必要がありませんが、犬は生まれて間もなく歩けるのです。

ほぼ彼らは自分で食べていいものといけけない物の区別がつきません。

これってハイハイしはじめたころの赤ちゃんやよちよち歩きの赤ちゃんと同じですよね。 そう、落ちてるものはなんでも口に入れちゃいます。

なのでお母さんはあかちゃんの行動範囲には物が落ちていないか神経をとがらせているのです。
そして犬は少し経つと持ち前の身体能力を生かしイスに飛び乗ったり、イスをつたいテーブルに乗り移り、テーブルの上の食べ物を食べてしまいます。
このつまみ食いで慌てて動物病院に駆け込む飼い主さんは多いのです。

人間の食べ物でも犬が食べてしまうと命に係わるものがあるのです。

犬には幼稚園児以上にお金がかかる

地方の私立の幼稚園の平均的な保育料とバスの送迎の費用など含めるとひと月の月謝は30,000~35,000円くらいでしょうか。 別途入学金がかかります。

その外にも制服、通園バッグ、上履き、体操着などを揃えるとクラクラめまいを覚えます。 では、犬はどうでしょうか。

NOWちゃんの場合

近所のホームセンターのペットコーナーで購入。売れ残り状態だったので8万円でした(NOWさん、ごめんなさい)

迎えるにあたってゲージを購入、食器、水飲みボール、ペットシート、エサ、首輪、リード、お散歩バッグ、お出かけ用バギー(乳母車のようなものです)などを揃えました。

去勢手術20,000円(自治体によっては補助金が出ます)

2年前、ヘルニアになり歩けなくなってしまいました。 動物病院でMRI撮影、手術・入院・・・・治療費35万円 退院後1か月間レーザー治療に通いました(1回につき1,000円)40,000円くらい掛かりました。

ViViさんの場合

3年前に大手ペットショップで購入。
本体価格と1回分のワクチンと迷子対策用のマイクロチップの処置費用など含め23万円。

去勢手術25,000円 迎えるためにゲージを購入。

そのほか日々の暮らしに必要なアイテムを購入。

子犬の頃は誤飲・誤食疑惑で動物病院へ駆け込み、胃洗浄など行いました。
レントゲンや血液検査などすると1回6,000円くらいかかりますでしょうか。

春先や秋になると花粉症が悪化し、アレルギーの処方薬を飲みます。

年間の経費(医療費含まず)

狂犬病の予防注射6,000円、8種ワクチン14,000円、フィラリア予防注射13,000円 トリミング料金120,000円、エサ代120,000円、歯磨きガム20,000円、トイレシート代35,000~40,000円 ざっと33万円くらいでしょうか、月換算しますと約27,000円です。

人間の子供は一定期間までは医療費は無料の自治体が多いですが、犬は健康保険制度がありませんから全て実費です。 家計に余裕があれば転ばぬ先の杖でペット用の保険に加入することをお勧めします。
夏場と冬場には室温を25~26℃設定に保つためにヒトがいなくても24時間冷暖房のスイッチは入れたままです。おのずと光熱費も上がります。
犬を飼うと経済的な負担が大きいです。

ちゃんと面倒見るから飼ってもいいでしょうは信じるべからず!

子供がペットをおねだりする時の常套文句「ちゃんと世話するから飼ってもいいでしょう?」 この言葉9年前に娘の口から出た言葉です。
わたしは当時犬がそれほど好きではなく、それも室内犬なんてありえないと思っていました。
しかし、娘とオヤジさんがどーしても飼いたいというので、わたしはノータッチという条件で飼うことをOKしました。
しかし・・・・現在の我が家
 朝のエサと水やり・・・・オヤジさん 夕方のエサやりわたし
美容院へ連れていく・・わたし
病院へ連れていく・・・・わたし
ペット用品の買い物・・・ほぼオヤジさん
エサの購入・・・・・ほぼわたし
抜け毛の掃除・・・わたし
娘は時々気が向くと散歩やドッグランに時々連れていく程度です。 子供も成長し自分の世界をもったり、大学進学で家を出たりなど環境が変化しました。犬と接する時間が取れなくなったりするのは仕方のないことだと思います。
現在、犬種や飼う環境によっても違いますが、犬の寿命は7~13年と言われます。 結局、家にいることの多い主婦に飼い犬の世話がまわってきます。専業主婦ならいざ知らず、フルタイムで働く主婦には犬の世話は大変かもしれません。

なかには約束通りちゃんと自分で面倒をみるお子さんもいるかとは思いますが、たいていは前者に思います。 お母さん、あなたは貧乏クジを引く覚悟はできていますか?

飼ったら死ぬまで面倒をみる!

わたしが子供の頃はペットショップなんて近所にはありませんでした。犬が我が家にやって来る時は決まって父が知り合いの家から貰ってきました。何の前触れもなく、いきなりセントバーナードがやって来た時にはびっくりしました。 どこの家も昔はそんな感じでした。犬の後ろには飼い主の顔が見えました。なのでより一層大切に育てなければという想いがありました。

2016年度のペット市場規模は1兆4845億円

まさにペット産業は巨大マーケットであり儲かる商売なのです。その最たるものがペットショップです。 毎日ペットショップでは子犬を可愛がって育てようとたくさんの方が購入されていきます。

しかし、その一方で何らかの事情で手放さなければならない飼い主大勢います。 里親が見つかれば、その犬は幸いですがどうしても行くところが見つからない犬は殺処分という非情な最期を迎えなければなりません。

飼い主が犬を捨てる理由

■引っ越し先がペット禁止だから

■飼い主が死亡して飼うひとがいなくなったから

■経済的な負担が大きいから

■ブリーダーが用済みの犬を処分するから

■面倒を見るのが面倒になったから

■長期休暇で家を留守にするから

■子供が生まれたけれど引き取り手が見つからないから

■臭いから

以上の理由で環境省の統計では2016年度は22,119匹の犬が殺処分になっています。

このうち15%は飼い主が殺処分の申請をしています。 殺処分になる犬の中には乳離れしていない幼齢犬が3,592匹が含まれます。 悲しいですが、これが現実です。

そんな中、殺処分ゼロを目標に掲げ達成している自治体もあります。 ペットショップは手軽に犬が購入できますが、里親を求めているわんちゃんに手を差し伸べてみませんか。

飼えなくなった人も安易に捨てるのではなく、里親をさがしてくれる団体に相談してはいかがでしょうか。

各自治体の愛護センターで里親を募集しています
わたしの実家で飼っていた犬は迷い犬でした。6年前、妹の勤め先の駐車場に何日かいたそうです。 みかねた妹が保護し里親になりました。

昨年、癌で治療の甲斐もなくこの世を去りましたが 「やれるだけのことはしてあげたので悔いはない」と妹は言っていました。 もしも、妹が保護せずに里親になってくれる人が見つからなければあの子は殺処分になっていたかもしれません。

妹に保護されて愛情をたくさん受けてとても幸せだったと思います。

もちろん妹もあの子からたくさんの愛情を貰いました。
ペットショップから迎えた犬も保護センターから迎えた犬も同じように「絆」が芽生えます。

ペットを飼おうと検討されているなら一度上記のサイトを覗いてみませんか。
消えていく命を救ってあげてください。

殺処分されるペットがいなくなる社会になることを強く望みます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする